
リオデジャネイロオリンピックがはじまり
大会11日目となりました
日本選手の活躍は本当に素晴らしいですね
私の出身の陸上競技は第4日目が終わり
世界記録が3つも出ています・・・これは本当に凄いです
女子10000m (29分31秒78/1993年)
アルマズ・アヤナ選手(エチオピア)が29分17秒45の世界記録を樹立
男子400m(43秒18/1999年)
ウェード・ファンニーケルク選手(南アフリカ)が43秒03の世界記録を樹立
そして・・・
女子ハンマー投のアニータ・ヴォーダルチク選手(ポーランド)
自身が昨年樹立した世界記録81m08を1m19㎝上回る
82m29の大投擲見せてくれました
女子ハンマー投は2000年シドニー大会から採用され
リオ五輪で5大会目となりました
私が出場したアテネ大会は2大会目でしたが
世界的に記録向上の推移が著しい時代でした
ことし3月「オリンピック・ハンマー投選手におけるパフォーマンス評価基準に関する研究」
というタイトルで原著論文を投稿し、アクセプトされました
英文ですが、男女の2000年シドニー大会からロンドン大会まで
大会ごとの記録の推移などのを表した表は
比較的見やすいものとなっていますので是非ご覧ください
●An analysis of performance evaluation criteria for hammer throwers
: A case study of Olympians
スポーツパフォーマンス研究, 8, 47-63,2016
http://sports-performance.jp/paper/1527/1527.pdf
2000年シドニー大会の女子ハンマー投初代チャンピョンは
故・カミーラ・スコリモフスカが投げた71m16です
その後、優勝記録はアテネ大会で75m02
北京大会で76m34、ロンドン大会では78m18と
オリンピックの大会記録を伸ばしていきました
入賞となる8位に入るには、シドニー大会66m15、アテネ大会70m40
北京大会71m00、ロンドン大会73m06、リオ大会70m95と
記録も安定してきている状況にあります
しかし、しかし・・・
ヴォダルチク選手に次ぐ銀メダルの記録は76m75
銅メダルは74m54でしたので、まさに圧勝です
女子で80mを投擲している選手は、これまでただ一人
ヴォダルチク選手だけです
しばらくこの記録に近づける選手は出てこないかもしれませんが
いずれは80m台の勝負が繰り広げられる時代が来るのだと思います
きょうは、父とはじめてLIVEステージイベントに参加しました
LIVEでリオでの熱戦を来場された皆さんと共に応援しました
LIVE映像は、ちょうど男子棒高跳の決勝
澤野大地選手が7位入賞を果たしました
素晴らしい瞬間を見ることができ、感動・・・
長くチャレンジを続けてきた姿は、本当に輝いていました
父とのライブイベントも、この夏の大きな思い出になりました
打ち合わせしてないのに、ペアルックになっちゃった(笑)